秋季限定栗きんとん事件  少年にとって少女は唯一だけど少女にとってはただの通過点なの?寂しい。

秋期限定栗きんとん事件 下 (創元推理文庫 M よ 1-6)

秋期限定栗きんとん事件 下 (創元推理文庫 M よ 1-6)

秋期限定栗きんとん事件〈上〉 (創元推理文庫)

秋期限定栗きんとん事件〈上〉 (創元推理文庫)


最初に断っておきますが、実は私!
これ下巻から読んじゃったんですよねぇ!!
いえ、大学に持っていって読もうと思い、朝カバンに入れて出かけたのですが、それが下巻で…読まないという選択肢は僕には無かったです…




というわけで順番は逆でしたが、楽しんで読めました。最初は
「その女誰だ小鳩ぉぉ!!」
「その男誰ですか小山内さぁぁんっっ!!?」
*1
って感じでしたが、特に上巻読んでなくても状況はわかりましたしね。ただ、下巻を読んだ段階では上巻は新聞部と生徒指導部の争いが争点になっているのかと思っていましたが、特にそんなことはなかったですね。拍子抜けとかではなく、あのアッサリ感に小山内さんの黒さが見て取れて、う〜ん良かった(笑)




終わりは申し分なかったです。正直、あの二人って最初から小市民なんて目指しちゃいないですよねっ!どう考えても「こんな自分を認めてくれる人」を求めているのに、なんか前巻で別れちゃって…まぁ、だから今巻で復縁してくれて良かったなぁ。しかしまぁ、、小山内さんは読みきれないなぁ。なんか全部ウソに見えちゃって(苦笑)女心は僕にはわかりません。

*1:小山内さんは呼び捨てできませんね(笑)怖くて。